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2021年1月12日
ブローカー暗躍が多い事業承継M&A業界で、その専門税理士は、ノウハウと経験に裏打ちされた技能がなければならない。そして「士」業の専門家はその羅針盤を提供するに際しても、優しくなければならない。優しいとは口先の言葉ではない適正な法令遵守、不正疑義との戦い等の税理士の資質。親切な交渉、対応も必要である。

そのためには、税理士はまず聡明さがいる。しかし、リスクのある上記戦いには、失敗したときに備えた税理士自身の相当の資力が必須。そうでないとリスクのある業務は敬遠するし、資力がないと営業リスクに立ち向かえない。そのため、🔎「屋号DOGAMI」はあえて企業概要メニューで、事業規模や概算収益がわかるヒントを掲載している。

2020年
◆オーナー高齢は事業所受けに関係なかろう!
銀行融資による立て直しを全面に出した銀行のための事業承継による世代交代が言われて久しい。しかし75歳を超えても小規模事業オーナーが未だ経営権を手放さない現実を診ると銀行に踊らされた事業承継アドバイザー達の手荒な支援が必ずしも正しくなかった過去20年を物語る。銀行行政の「大掴み政策」はそれはそれで仕方なかったのだろう。しかし高齢オーナー社長に寄添う税理士までもが、「世代交代なくして事業承継なし」の銀行追随姿勢は今やっと「融資条件の年齢制限外し」として公的資金の一応のルールになっている。

◆貧乏コンサルタントは無能コンサルタントの別称
貧乏「事業承継アドバイザー」は銀行の言いなりになって、「世の中の趨勢は『高齢オーナーの退陣』が融資や事業承継の大前提だ」と云わざるを得なかった。アドバイザー自身が喰うに困って事業紹介ビジネスの銀行紹介に頼って来た。「実態が銀行支援がないと問題解決しない。外野がガタガタ言っても仕方なかろう!」と銀行の威を借りて「俺が王道」と手荒なビジネスをやってきた。貧乏コンサルタントは無能コンサルタントの別称!銀行融資紐付きのカネの尻馬にのって泥沼で泥をかぶって支援する事業承継ビジネスなんか、やれっこなかろう。